配当金で豊かになる!永久保有したい高配当株とは?

高配当株

一生保有しておきたい銘柄は沢山あるのですが、今回は私が保有している銘柄のひとつを詳しく紹介したいと思います。

日本たばこ産業(2914)

言わずもがな、皆さんご存じの有名銘柄ですね。

日本たばこ産業(JT)は、日本で最大のたばこ会社であり、世界でもトップクラスの市場シェアを持っています。JTは、たばこ製品のほかに、医薬品や加工食品などの事業も展開しています。JTの歴史は、1898年に日本専売公社として設立されたことに始まります。その後、1985年に民営化され、現在のJTになりました。JTは、社会貢献活動や環境保護活動にも積極的に取り組んでおり、持続可能な経営を目指しています。

食料品セクターでは時価総額・売上高でトップ、そして営業利益率は20%を超えており優良企業と判断できます。

世間一般的には、たばこ業界は衰退産業とよく言われますが、本当にそうでしょうか?

まず、たばこ業界の特徴として、新規参入が難しく、少数の企業が生産や販売市場を支配している状態が世界的に続いています。これは、たばこ製品の規制や課税が厳しくなっていることや、たばこ原料の生産や加工に高度な技術や設備が必要なことなどが理由です。このように、競争が限られた市場では、既存の企業は安定した収益を得ることができます。

次に、たばこ業界の利益率について見てみましょう。一般的に、たばこ製品は消費者の所得水準や景気動向にあまり影響されない商品です。つまり、需要が安定しているということです。また、たばこ製品は比較的低価格でありながら、高い付加価値を持っています。これは、たばこ原料のコストが低く、ブランド力やマーケティング力が高いことを意味します。したがって、たばこ業界は高い利益率を維持することができます。

最後に、たばこ業界の将来性について考えてみました。近年、喫煙者の数は減少傾向にありますが、それでも世界中で約10億人の喫煙者がいます。また、新興国や発展途上国では喫煙率が高く、市場の拡大が期待できます。さらに、たばこ業界はイノベーションにも積極的です。電子タバコや加熱式タバコなどの新しい製品やサービスを開発し、消費者のニーズに応えています。これらの取り組みは、たばこ業界の成長を支える要因となります。

以上のように、たばこ業界は衰退産業と言われていますが、実際には儲かる業種であり、今後も活力を持っています。もちろん、たばこ業界には健康問題や社会的な批判などの課題もありますが、それらに対応しながらもビジネスチャンスを見逃さない姿勢が重要だと思います。

直近は株価上昇に伴い配当利回りが下がっていますが、まだ5%を上回っている高配当銘柄となります。また、配当金は2021年はコロナの影響で減配しましたが、それまではずっと増配しており、直近は2020年の配当金を上回る配当を出しています。

日本たばこ産業は、安定した業績と高い利回りを兼ね備えた魅力的な銘柄です。何かのタイミングで株価が下がれば追加購入したいと考えています。

皆さんも、興味があれば、ぜひチェックしてみてください。

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